公開する版の動画から字幕を作ります
字幕の時刻は、送信した動画や録音に対応します。公開予定のファイルをアップロードするか、対応する動画のリンクを使ってください。あとから冒頭を足したり、間を削ったり、実演の順番を変えたりすると、字幕も新しいタイムラインに合わせる必要があります。
文字起こしができたら、掲載先が受け付ける形式でダウンロードします。SRTは字幕の取り込みや動画編集に、WebVTTはHTMLの動画プレーヤーに使えます。プレーヤーの外で読みたい人のために、テキストの文字起こしも用意できます。
会話の動画では、文字起こしを始めるときに話者分離を有効にします。番号のラベルは確認用に役立ちますが、公開時には視聴者が誰の発言かわかる表記に整えてください。名前に置き換える場合も、先に録音で確認します。
SRTをダウンロードし、文と表示時間を見直します
SRTを受け付ける動画編集ソフトや配信サービスに読み込めます。公開する前に、言葉の誤りと字幕の表示時刻を確認してください。
自動生成した字幕は下書きです。発話に合わせて表示されるか、読み終わるまで表示されるか、話者が切り替わったときに混乱しないかを、再生しながら確かめます。長い字幕は、小さな画面でも読める長さに分けてください。
下の例はSRTの形式を示しています。番号や時刻もファイルの一部です。文章だけを残すと映像と同期できなくなります。掲載先がWebVTTを指定している場合は、SRTの拡張子を変えるのではなく、VTT形式でダウンロードしてください。
1
00:00:00,000 --> 00:00:04,200
The next train leaves from platform four.
2
00:00:04,200 --> 00:00:09,800
Please keep the doorway clear.動画に字幕を付けるには、WebVTTを読み込ませます
HTMLのtrack要素に、保存したWebVTTファイルを指定します。transcript1が作るのは字幕ファイルです。映像に字幕を焼き込む機能ではありません。
確認済みの字幕ファイルを、プレーヤーから読み込める場所に配置します。言語と表示ラベルは、字幕の内容に合わせて設定してください。公開ページでファイルが実際に読み込まれ、字幕を切り替える操作ができるか確かめます。
パソコンだけでなく、小さな画面でも確認してください。明るい場面でも暗い場面でも読めるか、操作ボタンや大事な映像情報と重ならないかを見ます。プレーヤーの設定によって表示が変わるため、最終的な確認は実際の掲載ページで行います。
<video controls src="talk.mp4">
<track kind="captions" src="captions.vtt" srclang="en" label="English" default>
</video>言葉以外にも、伝える必要がある音を補います
発話を文字にしただけでは、視聴に必要な音の情報がそろうとは限りません。人が反応する警報音、会話を中断するノック、場面の意味に関わる音楽の変化などは、動画を見直し、必要な説明を字幕に加えてください。
話者の示し方も場面に合わせます。編集者にはSpeaker 1で通じても、視聴者には誰を指すかわからないことがあります。表記をそろえ、確認していない自動ラベルだけで人物の名前を決めないようにします。
音に合わせて表示する字幕と、重要な映像の動きも文章で説明するテキストでは、役割が異なります。transcript1は発話をもとにした素材を用意します。完成版にどんな説明が必要かは、動画を確認して判断してください。
公開前に、実際の視聴環境で確認します
最初に言葉を確かめます
名前、数字、専門用語、否定の表現を元の音声と照合します。見た目を整える前に、認識の誤りを直してください。
表示時間と区切りを整えます
通常の再生速度で読み、長すぎる字幕は意味のまとまりで分けます。話者の切り替わりを確認し、完成版の動画に時刻を合わせます。
話者と重要な音を補います
誰の発言かが伝わる表記と、必要な環境音の説明を加えます。画面を見ないと意味がわからない表現がないかも確認してください。
公開したプレーヤーで字幕を使います
字幕を有効にし、キーボード操作、読みやすさ、映像との同期を確かめます。確認済みの字幕ファイルは、対応する動画の版と一緒に保管してください。